刃物男に軍警察が発砲、オランダ首都の空港一時パニックに
このニュースをシェア
【12月16日 AFP】オランダの首都アムステルダムのスキポール(Schiphol)空港で15日、刃物を持った男が軍警察の事務所に押し入り、軍警察に銃で撃たれて負傷した。この事件で同空港は一時、パニックに陥った。
AFPの取材に応じた軍警察の広報担当者によれば、15日午後に空港内にある軍警察の事務所に男が押し入ってナイフで脅したため、その場にいた軍警察官たちが男の足を銃で撃ったという。男は病院に搬送され、動機については現在、調べが進められているという。
軍警察はその後ツイッター(Twitter)に、容疑者はハーグ出身の男(29)で、「スキポールで以前に起きた暴力事件に関連して軍警察に知られていた」と投稿している。
毎日大勢の利用客らが行き来するスキポール空港内は発砲により一時、パニックになったが、空港側のツイートによれば、一部を除いて店舗などの営業は再開され、発着便にも影響は出ていないという。(c)AFP/Jan Hennop and Charlotte van Ouwerkerk