米NYタイムズの発行人が引退、来年1月から息子が後継に
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【12月15日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は14日、オーナー一族のアーサー・グレッグ・サルツバーガー(Arthur Gregg Sulzberger)氏(37)が来年1月から新たな発行人に就任すると発表した。
1992年から25年間にわたり発行人を務めてきた父親のアーサー・オックス・サルツバーガー・ジュニア(Arthur Ochs Sulzberger Jr)氏(66)は退任するが、会長職にはとどまるという。1896年にアドルフ・オックス(Adolph Ochs)氏がニューヨーク・タイムズ紙を買収して以降、グレッグ氏で一族の発行人は6人目となる。
同紙は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領からは敵として見られ、「落ち目」と酷評されたが、有料購読者数が過去最高の350万人になったと明らかにしている。(c)AFP