ライバルチーム宿泊先のホテル前で打ち上げ花火、サポーター48人を逮捕 ブラジル
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【12月14日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロの機動隊が13日、コパ・スダメリカーナ(2017 Copa Sudamericana)決勝第2戦の開催を前に、対戦するアルゼンチン1部のインデペンディエンテ(Independiente)の選手らが滞在するホテルで花火を使って「襲撃」した、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフラメンゴ(Flamengo)のサポーター48人を逮捕した。
地元当局によると、インデペンディエンテが拠点としていたバハダチジュカ(Barra da Tijuca)地区にあるヒルトン・バハ・リオデジャネイロ(Hilton Barra Rio de Janeiro)で、フラメンゴのサポーターは「花火を打ち上げる」などしたというという。
またフラメンゴのサポーターは、こちらもインデペンディエンテの一団が使用していたコパカバーナビーチ(Copacabana Beach)近くのホテルの外で、深夜に耳を覆いたくなるような音がする爆竹を長時間爆発させていた。
当局によると48人が逮捕され、花火や小さな丸石、ボトルなどが押収されたという。
両クラブは同日、満員のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で決勝戦第2戦を控えている。
第1戦開催時にはインデペンディエンテのサポーターが、フラメンゴのサポーターを手荒く出迎えたため、フラメンゴのサポーターは、優勝の決まる一戦で同じ様な手段で対抗すると明言していた。
初戦はインデペンディエンテが2-1でフラメンゴに勝利している。(c)AFP