【12月12日 AFP】オーストリアの首都ウィーン近郊にある欧州最大級の天然ガスパイプライン施設で12日、爆発が発生し、1人が死亡、18人が負傷した。緊急当局が発表した。

 現場は同市東郊、対スロバキア国境に近いバウムガルテン(Baumgarten)にあるオーストリア最大の天然ガスハブ。ロシアやノルウェーなどからの輸入天然ガスを受け入れ、各地に輸送する拠点となっている。

 警察の報道官はAFPに対し、「午前8時45分(日本時間午後4時45分)に爆発があり、次いで火災が発生した」と明かした。原因は不明だという。

 また赤十字(Red Cross)広報がオーストリア通信(APA)に伝えたところによると、1人が死亡、18人がけがをしたという。

 警察はソーシャルメディア上で、バウムガルテン周辺域を避けるよう呼び掛けている。(c)AFP