【12月11日 AFP】米ロックバンド「クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(Queens of the Stone Age)」のギタリストでボーカルのジョシュ・オム(Josh Homme)さんが10日、女性カメラマンを蹴って非難が集まったことを受けて謝罪した。

 オムさんは9日、ロサンゼルスで開かれたラジオ局KROQが主催する毎年恒例の音楽フェスティバルでパフォーマンスを披露。その際、ステージ下に居たカメラマンの顔に向かって足を出す様子が動画に収められていた。

 被害を受けたのは、ストック写真配信サービスのシャッターストック(Shutterstock)のために撮影を行っていたチェルシー・ローレン(Chelsea Lauren)さん。その日の夜は救急治療室で過ごし、翌10日にも首の痛みや眉付近の打撲、吐き気が残ったという。

 ローレンさんは、オムさんがステージ上で自身の額を刃物で刺し、血を滴らせながら笑っている写真を公開。オムさんが薬物またはアルコールの影響下にあった可能性があると指摘している。

 これに対しオムさんは故意ではなかったと釈明して謝罪。「パフォーマンス中で自失状態」にあり、機材を蹴ってしまったとしている。

「私は絶対に、われわれのショーで働いている、あるいは来てくれている人を意図的に傷つけることはしない。チェルシーが私の心からの謝罪を受けて入れてくれますように」とツイッター(Twitter)に投稿した。(c)AFP