米国人受刑者、バリ島の刑務所脱獄 屋根に穴開ける
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【12月11日 AFP】インドネシア・バリ(Bali)島にあるクロボカン(Kerobokan)刑務所で11日朝、麻薬所持で有罪判決を受けていた米国人の受刑者が脱獄した。当局が明らかにした。別の米国人受刑者も一緒に脱獄したが、この男は直後に確保された。
2人は弓のこを使って刑務所の屋根に穴を開け、脱獄した。弓のこをどうやって入手したのかは分かっていない。
現在も逃走中のクリスチャン・ビーズリー(Chrishan Beasley)受刑者(32)は、大麻5グラムを所持していたとして8月に逮捕されていた。地元警察は現在、ビーズリー受刑者の写真を配布し、島内を捜索している。
バリ島では麻薬関連の犯罪で外国人が逮捕されることは珍しくない。
ビーズリー受刑者は量刑手続きを待っている状況で、現時点では量刑は明らかになっていない。インドネシアは麻薬犯罪に対して厳罰を科しており、密売の罪で死刑が科される場合もある。(c)AFP