ドルトムントがボス監督を解任、新指揮官は元ケルンのシュテーガー氏
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【12月11日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は10日、ピーター・ボス(Peter Bosz)監督を解任し、後任には先日リーグ最下位のケルン(1. FC Cologne)を解任されたばかりのペーター・シュテーガー(Peter Stoeger)氏が就任すると発表した。
ホームで行われた9日の試合でヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に1-2で敗れ、リーグ戦の未勝利が8試合まで伸びたことを受け、ボス監督は就任からわずか167日でクラブを去ることになった。ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴェツケ(Hans-Joachim Watzke)最高経営責任者(CEO)は「ボス監督には感謝している。現在重要なのは勝ち点を稼ぐことで、今後の目標については冬季中断期間に話し合うことになる」とコメントした。
ブレーメン戦でふがいないパフォーマンスを披露したドルトムントは、12日にマインツ05(Mainz 05)戦を控えているため、指揮官に就任したばかりのシュテーガー氏は、少ない時間で立て直しを図ることになる。シュテーガー氏は「早速練習を行い、現在抱えているチームの問題点について話し合うことになるだろう」と語った。
シュテーガー氏は昨季、指揮を執っていたケルンをリーグ5位に導いたものの、今季は開幕から成績不振が続いていたことで、先日監督を解任されたばかりだった。しかし、10日夜にヴェツケCEOから連絡を受け、母国オーストリアのウィーンからドイツに舞い戻ることになった。
ケルンの監督を解任されてから一週間後、今季終了までドルトムントと契約を結んだ51歳のシュテーガー氏は、自身が新監督に指名されたことに驚いたと認め、「今回のことは予定になかった。クラブから来た連絡がすべてを変えた。人生でこのようなチャンスは一度きりだし、今はみんなが幸せになれるかどうかを見ていかなければならない」と述べた。
「われわれは来夏に話し合うことになっている。2020年まで契約する必要もないし、たとえ契約期間が2週間であっても、私のやることに変わりはない。これから半年間、われわれに何が起きるかを見てみよう」
ドルトムントは冬季中断までに3試合を残しており、12日にマインツと対戦したあとは16日に1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)とのリーグ戦、20日にバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とのドイツカップ(German Cup 2017-18)3回戦を控えている。(c)AFP