欧州北部で大雪、空の便などに大きな乱れ 英は4年ぶり規模
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【12月11日 AFP】欧州北部で10日、大雪が発生し、過去4年で最大の降雪に見舞われた英国では空の便や道路など交通網が大きく乱れた。ドイツでもフランクフルト空港で300便以上が欠航となった。
英国第2の都市バーミンガム(Birmingham)の空港では、滑走路の除雪のため同日午前の全便が欠航した。ロンドンのルートン(Luton)空港でも滑走路を2時間閉鎖。「戦争地帯」(利用者)のような状態になったという。
イングランドの道路監督当局の報道官は、路上事故が「至る所で起きた」と述べている。
一方、ドイツで旅客数が最も多いフランクフルト空港でも、管理機関によると周辺地域の大雪とマイナス気温のため10日午後5時(日本時間11日午前2時)までに約330便が欠航した。
数百人が立ち往生し、ツイッターに苦情を投稿する客も多くいた。
独DPA通信によると、西部デュッセルドルフ(Duesseldorf)の空港も大雪のため10日午後に4時間にわたって閉鎖された。ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州では列車のダイヤが大きく乱れた。(c)AFP/ Martine PAUWELS