【12月6日 AFP】米カリフォルニア州の学校で何年にもわたっていじめを受けていた13歳の女子生徒が11月、首をつって自殺をした。生徒は残された遺書の中で自身について「醜い」、「負け犬」と称していた。

 現地メディアの報道によると、ロザリー・アビラ(Rosalie Avila)さんは11月28日、自室で首をつり、病院に搬送されたが翌日、脳死を宣告された。臓器提供するため、今月4日まで延命措置が取られていた。

 母親のシャーリーン(Charlene Avila)さんはクラウドファンディングサイト「ゴー・ファンド・ミー(GoFundMe)」で葬儀代と医療費を募る際に「娘はいじめの被害者でした」「娘は内面も外面も美しい人間でした。すばらしいアーティストで愛らしく愛情あふれる子でした」と書いている。

 ロサンゼルス(Los Angeles)から東へ114キロほどに位置する町カライムザ(Calimesa)の公立中学校に通っていたアビラさんは、両親に宛てた遺書を残していた。

 父親のフレディ(Freddie Avila)さんがCBSニュース(CBS News)に語ったところによると、遺書には「ママ、パパ、ごめんなさい。愛している」とあった。

 両親によると、アビラさんは学校とソーシャルメディア上でいじめを受けていたという。(c)AFP