【12月7日 CNS】米コーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)が、中国・広州(Guangzhou)天環広場(Parc Central)にまた1店舗、新たなコンセプトストアを開店させる。同社によると、中国国内にコンセプトストアは30店舗ほどある。

 コンセプトストアは、2014年に中国の市場に参入。他店舗との差別化をはかり、店舗面積や内装スタイル、提供商品の選択など、一般店舗とはすべて異なる。

 スターバックスは今年7月、長期的に合弁企業として共同運営していた統一企業(Uni-President)から中国・華東地区の経営権を約13億ドル(約1467億円)で買収。中国本土市場は全面的に直営店舗時代に入っている。

 スターバックスが11月に発表した最新の業績報告によると、当期の売上高は57億ドル(約6434億円)で、前年同期と比べても大きな伸びはなく、純利益も1.6%減少して7億8850万ドル(約890億円)にとどまった。これに対し、中国本土の全体の売上高は前年同期比で8%伸び、2%の伸びを示したアジア太平洋地区全体よりもさらに高い伸び幅を示した。(c)CNS/JCM/AFPBB News