フォークランド紛争で死亡したアルゼンチン兵88人の身元特定 ICRC
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【12月2日 AFP】赤十字国際委員会(ICRC)は1日、南大西洋に浮かぶフォークランド諸島(Falkland Islands、アルゼンチン名:マルビナス諸島、Islas Malvinas)の領有をめぐって英国とアルゼンチンが戦った1982年のフォークランド紛争で死亡したアルゼンチン兵88人の遺骨の身元を特定したと明らかにした。
昨年12月、アルゼンチンと英国の両政府はアルゼンチン兵123人(後に121人に修正)とみられる遺骨の掘り起こしと身元特定を行うことで合意し、ICRCはフォークランド諸島のダーウィン(Darwin)軍人墓地に埋葬されていた身元不明の兵士121人の遺骨からサンプルを採取していた。
調査結果は1日にスイス・ジュネーブのICRC本部でアルゼンチン、英国の両代表団に伝えられた。(c)AFP