【12月4日 CNS】中国・広州市(Guangzhou)ガイド協会が11月28日設立され、中国旅行社総社有限会社(China Travel Service)の子会社・港中旅(広東)国際旅行の許林楚(Xu Linchu)CEOが理事会会長に当選した。同協会は、ガイドの資格試験の成績に合格し、広州市でガイドを職業にしている旅行業関係者らによって結成された非営利団体だ。

 現在、広州のガイド資格を持っているガイドは29万人を超える。統計によると、広州ガイドのチームで、短大卒以上は70%以上を占め、「技能、学歴共に高い」のが特徴という。

 総会では、この道30年以上、今も一線でガイドの仕事をしている20人の代表に、広州市旅游局の刘瑜梅(Liu Yumei)局長からトロフィーが授与された。このうち、75歳の曾毓華(Zeng Yuhua)さんは同業者からも観光客からも一目置かれる、フランス語とイタリア語をが堪能なガイドだ。定年退職者の生活を楽しんでもいいような歳だが、ガイド不足の観光シーズンに曾さんの果たす役割は大きいという。

 総会ではまた、広州市のガイド全員に対し、良いガイドになるよう呼びかけた。(c)CNS/JCM/AFPBB News