米体操連盟の元医師、新たに3件の性的暴行で罪認める
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【11月30日 AFP】米国体操連盟(USA Gymnastics)の元チームドクター、ラリー・ナサール(Larry Nassar)被告が29日、新たに3件の性的暴行の罪を認めた。同被告はすでに先週、米ミシガン(Michigan)州の裁判所で行われた罪状認否で7件の性的暴行についても認めていた。
約30年にわたり同連盟に所属し、五輪4大会に帯同した54歳のナサール被告は、治療と称して100人以上の女子選手に性的暴行を加えたとされており、これまでに五輪金メダリストのアレクサンドラ・レイズマン(Alexandra Raisman)やガブリエル・ダグラス(Gabrielle Douglas)らが被害を名乗り出ている。
ナサール被告が司法取引で罪を認めた性的暴行の被害者には、13歳以下の少女や、13歳から15歳の少女も含まれており、同被告は最低でも25年から40年の禁錮刑を科される見込みとなっている。
また、他に3件の児童ポルノ所持についても罪を認め、最低22年の禁錮刑が科される可能性があるというナサール被告に対しては、来月7日に最初の量刑判決が言い渡される予定となっている。(c)AFP