【11月30日 AFP】サッカーリベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America 2017)は29日、決勝第2戦が行われ、グレミオ(Gremio)が2-1でラヌス(CA Lanus)を破り、2戦合計スコア3-1で通算3回目の大会制覇を果たした。

 ホームでの第1戦を1-0で制していたグレミオは、フェルナンジーニョ(Luiz Fernando Pereira da Silva 'Fernandinho')とルアン(Luan Guilherme de Jesus Vieira)が得点を記録し、前半に2点を先行して試合の主導権を握った。前半27分にフェルナンジーニョの強烈な左足シュートで先制すると、同42分にはルアンがGKの頭上を越すループシュートでリードを2点に広げた。

 一方、準決勝のリーベル・プレート(River Plate)戦では第2戦の後半に4点を奪い逆転していたラヌスも、後半27分にホセ・サンド(Jose Gustavo Sand)のPKで1点を返したが、奇跡の逆転の再現とはいかず、クラブ初のリベルタドーレス杯制覇には届かなかった。

 グレミオにとっては、1983年、1995年に続く3回目の大会制覇となり、ルアンが大会最優秀選手に選出された。(c)AFP