指揮官も「仰天した」劇的勝利、シティがリーグ12連勝
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【11月30日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは29日、第14節の試合が行われ、首位マンチェスター・シティ(Manchester City)は試合終了間際にラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が決勝点を奪い、サウサンプトン(Southampton FC)に2-1で勝利。シティのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、選手の「ハート」をたたえた。
シティは後半の早い時間帯にケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)のゴールで先制したものの、同30分にオリオル・ロメウ(Oriol Romeu)に同点弾を許し、リーグ戦での連勝は11試合で止まるかにみえた。しかし、迎えた後半ロスタイム、スターリングの見事なシュートが決まると、本拠地エティハド・スタジアム(Etihad Stadium)は興奮のるつぼと化し、グアルディオラ監督もテクニカルエリアを出て勝利を喜んだ。
同都市のライバルである2位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点8差をキープしたグアルディオラ監督は、BBCで「仰天の幕切れだ。とてつもなく大きい。相手はボックス内に10人の選手を入れていて、崩すのはとても難しかった」と語った。
「前半は相手にチャンスを作られていたし、セットプレーはどのチームもわれわれより強い。サウサンプトンの方が強かったが、こちらも粘り強く戦い、最後に勢いが出て、ラヒームが最高のゴールを決めてくれた」
「何より感動的だったのは選手たちが示したハートだ。ロッカールームはとんでもないことになっていたよ。こういうときは楽しまなければならない。今後こういうことがもう一度あるとは限らないからね。リーグ優勝はしたいが、こういう土壇場のゴールが決まったときは喜ぶべきだ」
試合終了のホイッスルが吹かれた後、グアルディオラ監督はサウサンプトンのネイサン・レドモンド(Nathan Redmond)と激しく言い争っていたが、監督によれば、サウサンプトンの時間稼ぎをめぐる口論だったという。
グアルディオラ監督は「ネイサン・レドモンドには、今どんな気分かと聞いたんだ。サウサンプトンには素晴らしい才能を持った選手が何人かいて、レドモンドも非常に良い1対1の技術を持った選手なのに、彼らはサッカーをしなかった。開始9分から時間稼ぎをしていた。彼らにはプレーをしてもらいたかった」と明かした。(c)AFP