キャサリン妃の叔父に罰金刑、酔って口論 妻を殴る
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【11月29日 AFP】英国の裁判所は28日、英王室のキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の叔父、ゲーリー・ゴールドスミス(Gary Goldsmith)氏(52)に対し、酔った勢いで妻を殴りつけたとして罰金5000ポンド(約75万円)の支払いを命じた。
ゴールドスミス氏は10月13日の早朝、ロンドン中心部の自宅前で妻のジュリーアン(Julie-Ann Goldsmith)さんを握りこぶしで殴り倒し、ジュリーアンさんは意識がもうろうとなった。
証言によると、夫妻は慈善イベントから自宅へ戻るタクシーの車内で口論となり、口論は自宅前でタクシーを降りてからも続いた。殴られたジュリーアンさんは路上に倒れ15秒ほど目を閉じていたが、ふらつきながら立ち上がったという。治安判事はゴールドスミス氏が妻を「価値のない女」などとののしったと述べ、当時同氏は「ひどい酔っ払い」だったと指摘した。
ゴールドスミス氏はウィリアム英王子(Prince William)の義理の母キャロル・ミドルトン(Carole Middleton)さんの弟。禁錮刑は逃れたものの、20回のリハビリテーションを含む12か月の社会刑罰命令も受けた。(c) AFP