【11月29日 AFP】(更新)北朝鮮による弾道ミサイル発射を受けて、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と安倍晋三(Shinzo Abe)首相は28日、緊急の電話会談を行い、対応について協議した。ホワイトハウスによると、両首脳は「北朝鮮は挑発的な行動によって自国の安全を損なっている」と警告した。

 ダン・スカビーノ(Dan Scavino)大統領補佐官(ソーシャルメディア担当)はツイッター(Twitter)に「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)を日本海(Sea of Japan)に発射したことについて」会談したと説明。安倍首相と話すトランプ大統領の画像も添えた。

 投稿された声明によると、両首脳は「北朝鮮政権の挑発的行動は自国の安全を損ない、国際社会から自国を一層孤立させるものだとの認識で一致」し、北朝鮮の脅威と戦っていく決意を再確認した。

 ホワイトハウスによると、トランプ大統領は韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-In)大統領とも電話で協議し、両首脳は「北朝鮮の新たな挑発行為は米国や韓国だけでなく世界全体にとって重大な脅威」だと強調した。(c)AFP