米大手マッサージスパ、女性客180人以上が性的暴行被害の訴え
このニュースをシェア
【11月28日 AFP】マッサージスパの全米最大手チェーンである「マッサージエンビー(Massage Envy)」の女性客180人以上が、店側から性的暴行を受けたと訴えていることが、米ニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」の調査により明らかとなった。
バズフィードは、マッサージエンビーを利用した女性客180人以上が性的暴行を受けたとして訴訟を起こしたり、警察や公的機関に被害を届け出ていたりした事実を把握し、先週末にこの件を報じた。
報道によると、被害を訴えている女性客のうち100人以上はセラピストが「局部や胸をまさぐり、他にも露骨な暴行を加えた」と証言しており、マッサージ中に指を性器に挿入されたなどと訴える女性も数十人に上るという。
マッサージエンビーのウェブサイトによると、同社は49州に1100店以上のチェーン店を展開している。同社は声明を発表し、性的暴行の訴えについて「胸が張り裂ける」とし、「たとえ1例であっても重大だと認識しており、この問題への対応に関するわれわれの対策をどう強化し続けていくか、常に耳を傾け、学び、検討している」と表明した。(c)AFP