ヘンリー王子、チキン調理中に求婚 「奇跡のように彼女が人生に転がり込んで来た」
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【11月28日 AFP】英国のヘンリー王子(Prince Harry)は27日、婚約を発表した米女優メーガン・マークル(Meghan Markle)さんにプロポーズしたのはローストチキンを調理している最中だったことを明かし、マークルさんはプレッシャーを受けながらも王室での新たな役割を「素晴らしく上手に」こなすだろうと語った。
27日の婚約発表後初めてとなる2人そろってのインタビューに応じたヘンリー王子とマークルさんは、今月ロンドンのケンジントン宮殿(Kensington Palace)の敷地内にある同王子のコテージで「くつろいだ一夜」を過ごしていた最中、「チキンを焼こうとした」際に王子が片膝をついてプロポーズしたことを明らかにした。
「彼女は僕に最後まで言わせてくれず、『イエスと言ってもいい? イエスと言ってもいい?』と言い、その後、何度もハグをした」と、ヘンリー王子は語っている。
2人はまた、共通の友人が「ブラインドデート(お見合いデート)」を設定した際、互いについてほとんど知らなかったことも告白。王子は女優であるマークルさんのことをまったく知らず、英国王室に関する知識がほとんどなかったマークルさんも、王子を紹介してくれるという友人に「彼って、いい人?」としか聞かなかったという。
そのときのデートは非常にうまくいき、2人は間もなく再会。それからわずか数週間後、ボツワナでの5日間のキャンプに出発した。
■女王のコーギーもなついた
その後の数か月間、ヘンリー王子とマークルさんは人目を避け、室内にこもって料理をしたりテレビを見たりして過ごした。
王室の他のメンバーたちもとても協力的で、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の愛犬であるコーギーたちもすぐにマークルさんになつき、皆で紅茶を飲んでいる間はマークルさんの足元にずっと横になっていたという。
ヘンリー王子は、母親の故ダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)はマークルさんと「親友」になっていただろうと話し、「2人は間違いなく(秘密を打ち明け合うほど)非常に親密な間柄になっていたはず。母も大喜びしてくれたと思う」と続けた。