詐欺疑惑浮上の治安部隊幹部、記者の殺害命じた疑いで逮捕 印
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【11月23日 AFP】インド北東部トリプラ(Tripura)州の警察当局は23日、ジャーナリストの殺害を命じた疑いで同国の治安部隊の幹部を逮捕したと明らかにした。このジャーナリストは同幹部をめぐる金融詐欺の疑惑を調査していた。
殺害されたのは記者のスディップ・ダッタ・ボミック(Sudip Dutta Bhaumik)氏。同氏は21日、詐欺疑惑の取材でトリプラ州の基地を訪れた際、この幹部の部下に撃たれ、殺害されたものとみられている。
警察によると、トリプラ第2ライフル部隊(Second Tripura State Rifles)司令官のタパン・デバルマ(Tapan Debbarma)容疑者が22日、バミック氏殺害を自身の護衛に命じた疑いで逮捕されたという。
地元警察のプラディプ・デイ(Pradeep Dey)本部長はAFPの取材に対し、22日にデバルマ容疑者が逮捕されたことを認めるとともに、同容疑者の護衛も21日に逮捕されていることを明らかにした。
バミック氏が働いていた新聞社の編集者は事件について、同氏が以前書いた記事と関係しているとの見解を示した。(c)AFP