ロシア、核関連施設での事故を否定 高濃度放射性物質の検出受け
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【11月21日 AFP】ロシア国内の一部地域で高濃度の放射性同位元素ルテニウム106による汚染が確認されたという報道を受け、国営原子力企業ロスアトム(Rosatom)は21日、同社の施設においていかなる事故も起きていないと主張した。
AFPの取材に応じたロスアトムの代表者は、「ロシア国内の核関連施設で事故は発生していない」と強調した。
ロシアの気象機関は20日、ウラル(Ural)地方南部チェリャビンスク(Chelyabinsk)州マヤク(Mayak)にあるロスアトム傘下の核施設から、約30キロの距離にある監視測定局で、自然界のバックグラウンド放射線量を986倍上回る「極めて高い」濃度の放射性同位元素ルテニウム106が検出されたことを認めていた。(c)AFP