ナポレオンの冠から除かれた金細工の葉、8000万円超で落札 仏
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【11月20日 AFP】フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルト(Napoleon Bonaparte)が戴冠式でかぶった冠から取り除かれていた金細工の月桂樹の葉が19日、パリで競売にかけられ、62万5000ユーロ(約8270万円)で落札された。
競売を主催したオズナ(Osenat)によると、落札価格は予想されていた10万~15万ユーロ(約1300万円~2000万円)を大幅に上回った。
月桂樹の葉は1804年の戴冠式の前に外された6枚のうちの1枚で、冠が重過ぎると考えたナポレオンが取り除かせたという。
金細工師マルタンギヨーム・ビエネ(Martin Guillaume Biennais)が予備の葉を娘一人ひとりに残しており、競売にかけられた品も一族により今日まで引き継がれていた。(c)AFP