NZがスコットランドに辛勝、イングランドは豪から最多得点差勝利
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【11月19日 AFP】ラグビーテストマッチは18日、各地で行われ、ニュージーランドは22-17でスコットランドを下した。
スコットランドは後半36分にヒュー・ジョーンズ(Huw Jones)のトライとコンバージョンで点差を5点に縮め、もう一度トライとコンバージョンが決まれば逆転というところまで詰め寄った。
しかし、ニュージーランドは終了間際、ボーデン・バレット(Beauden Barrett)が抜け出したスチュアート・ホッグ(Stuart Hogg)にタックルを決めて得点機会を阻止し、粘り強いスコットランドの歴史的な勝利を防いだ。
3-3でハーフタイムを迎えたニュージーランドは後半、コディー・テイラー(Codie Taylor)、ダミアン・マッケンジー(Damian McKenzie)、バレットがトライを決めると、2本のコンバージョンとバレットのペナルティーで得点を重ね、スコットランド戦での無敗記録を守った。
一方、イングランドは30-6でオーストラリアを下した。相手のトライをなしに抑える中、イングランドはエリオット・デイリー(Elliot Daly)の決勝トライなど4トライを決め、直接対決では史上最多となる24点差をつけて白星を飾った。
オーストラリアは2本のトライが決まった可能性もあったがリプレー検証でこれが認められず、7試合ぶりの黒星を喫している。
また南アフリカは、フランスとの18-17という接戦を制した。
先週のテストマッチでアイルランドに3-38と大敗を喫した南アフリカだったが、ディリン・レイズ(Dillyn Leyds)とジェシー・クリエル(Jesse Kriel)のトライで立ち直った。
これでフランスとの直接対決での連勝を6に伸ばした南アフリカは、2014年から続いていた11月のテストマッチでの連敗を5で止めている。(c)AFP