消息絶ったアルゼンチン潜水艦か、衛星からの救難信号を受信
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【11月19日 AFP】乗組員44人と共に消息を絶った潜水艦「サンフアン(ARA San Juan)」の捜索活動を続けているアルゼンチン海軍は18日、救難信号を受信した。複数の関係当局が明らかにした。
アルゼンチン国防省によると、人工衛星から送信された信号が7回受信された。サンフアンが連絡を取ろうとしているものとみられる。
信号は米国の衛星通信専門家の協力によって、午前10時52分から午後3時42分(日本時間同日午後10時52分から19日午前3時42分)にかけて各地の海軍基地で受信されたが、追尾することはできず、完全に接続することはできなかった。
国防省は、行方不明になっている潜水艦からの信号である可能性があるとして、「現在、発信源の正確な位置の特定作業を行っている」と発表した。
海軍によると、サンフアンは15日朝を最後に司令部との連絡を絶ち、空と海から捜索が行われている。(c)AFP