【11月19日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは18日、第12節の試合が行われ、モハメド・サラー(Mohamed Salah)が2得点を挙げたリバプール(Liverpool FC)はサウサンプトン(Southampton FC)に3-0で勝利し、首位マンチェスター・シティ(Manchester City)を追う集団にとどまった。

 サラーが前半に得点ランクのトップに立つ2点を決めたリバプールは、後半にはフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)のゴールで突き放した。

 サウサンプトンのマウリシオ・ペジェグリーノ(Mauricio Pellegrino)監督は、現役時代はリバプールに所属し、ラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)政権時にはコーチも務めたが、指揮官として戻ったアンフィールド(Anfield)では古巣に脅威を与えることはできなかった。

 6月にイタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)から移籍したサラーは、リバプール加入後のリーグ戦12試合での得点数を9ゴールとし、ロビー・ファウラー(Robbie Fowler)氏が持っていた8ゴールの記録を抜いている。

 また、ファウラー氏は1993年と1999年にリバプールの選手として唯一サウサンプトンからハットトリックを決めているが、21日に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)のセビージャFC(Sevilla FC)戦を控えていなければ、サラーが同じ記録を成し遂げていたかもしれない。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、セビージャ戦を見据えて後半35分にジェームズ・ミルナー(James Milner)とサラーを交代させており、サラーはスタンディングオベーションの中ベンチに戻った。(c)AFP/Timothy ABRAHAM