浦和が敵地で貴重なドロー、ACL決勝第1戦
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【11月19日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2017)は18日、サウジアラビアのリヤドで決勝の第1戦が行われ、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)は1-1でアル・ヒラル(Al Hilal、サウジアラビア)と引き分けた。
浦和は試合序盤にラファエル・シルバ(Rafael da Silva)が先制ゴールを決め、敵地キング・ファハド国際スタジアム(King Fahad International Stadium)に詰めかけた大観衆を驚かせた。
左サイドをドリブルで突破したシルバが内側に切れ込みながらゴール前へボールを送り込むと、GKに任せていれば処理できそうなボールは、アル・ヒラルの選手がカットに入ったことで再びシルバの元へ。これを同選手が逃さずゴールへ蹴り込んだ。シルバはこれが大会8ゴール目となった。
さらにアル・ヒラルは、カルロス・エドゥアルド(Carlos Eduardo)が前半18分に筋肉系の負傷で交代するアクシデントにも見舞われたが、その後も試合を支配し、レッズはGK西川周作(Shusaku Nishikawa)を中心に耐える展開が続いた。
それでも迎えた前半37分、それまで何回かチャンスをふいにしていたオマル・ハルビン(Omar Kharbin)が、サレム・アルダウサリ(Salem al-Dawsari)のパスからようやく得点を挙げ、サウジアラビアの強豪が同点に追いついた。
後半も試合はアル・ヒラルのペースが続いたが、いくつかあったチャンスを得点に結びつけることはできなかった。第2戦はレッズのホームで25日に行われ、レッズは2007年以来となるアジア王者を目指す。(c)AFP