目を細める動画で非難浴びたジジ・ハディド、上海でのショーを辞退
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【11月17日 AFP】米ファッションモデルのジジ・ハディド(Gigi Hadid)が17日、ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's Secret)」が20日に中国・上海で開催を予定しているショーへの出演を辞退すると発表した。ショーは毎年行われているが、上海での開催は今回が初めて。
年収900万ドル(約10億円)で、昨年には米経済誌フォーブス(Forbes)の高額所得モデル・ランキングの5位に入ったジジは、ツイッター(Twitter)に「今年は中国に行くことができなくて、とてもがっかり」と投稿した。しかし、出演辞退の理由については述べていない。
その一方で今年2月、ジジが仏像の形をしたクッキーを手に持ち、目を細めている動画が、ジジの妹で同じくモデルのベラ・ハディド(Bella Hadid)によって「インスタグラム(Instagram)」に投稿されたことで、中国のインターネット上ではジジに対する非難が巻き起こっていた。
さらに8月にジジが上海のショーへの出演を発表すると、中国のネット上では議論が再燃。ジジの投稿は人種差別的だという非難や、ジジに対し中国に来るなといった警告があふれた。こうした事態を受けてジジは9月1日、中国版ツイッターの「ウェイボー(微博、Weibo)」に2か国語で謝罪メッセージを投稿したが、これもまた批判の対象となった。
一方、問題となった動画を投稿した妹のベラは予定通り、30人以上のモデルたちと一緒に上海のショーに出演することになっている。(c)AFP