ローマ法王、贈呈されたランボルギーニ サイン付きで競売へ
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【11月16日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王は15日、イタリアの高級スポーツ車メーカー、ランボルギーニ(Lamborghini)から贈呈された白のスーパーカーを法王専用車に使用する代わりに競売に出品した。売り上げは慈善団体に寄付される。
車は、約610馬力を誇るスポーツカー「ウラカン(Huracan)」の特別仕様。金色の縁飾りが付いた法王のストラ(肩に掛ける帯状の布)をモチーフに、車体には金色のしま模様、サイドミラーにも金色の縁取りが入っている。
競売大手サザビーズ(Sotheby's)に車が出品される前に、法王は光沢のあるボンネットにサインを走り書きした。ウラカンの通常価格は約20万ユーロ(約2660万円)だが、それを上回る値で落札されると予想されている。
競売の売り上げは、人身売買の被害者やイラクで迫害を受けたキリスト教徒らの住宅や教会の再建などに使われる。(c)AFP