米加州の銃乱射事件、容疑者の自宅床下から妻の遺体発見
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【11月16日 AFP】米カリフォルニア(California)州北部で銃乱射事件を起こした銃撃犯の自宅を捜索中の警察官らが、床下から容疑者の妻の遺体を発見したことが15日、明らかになった。これで同事件での犠牲者の数は5人となった。容疑者は警察に射殺されている。
カリフォルニア州テハマ(Tehama)郡の警察によると、ケビン・ジャンソン・ニール(Kevin Janson Neal)容疑者は13日夜、自宅で妻を射殺。翌朝、半自動式ライフル2丁で武装して通りに出て、無差別に標的を選びながら発砲したという。
テハマ郡のフィル・ジョンストン(Phil Johnston)保安官補は記者会見で「これが事件の始まりだったと考えている」と述べた。
乱射はテハマ郡ランチョテハマ・リザーブ(Rancho Tehama Reserve)の民家で14日午前8時(日本時間15日午前1時)ごろに始まり、ランチョテハマ小学校など数カ所で起きた。死者の中に児童は含まれていない。容疑者の動機は不明だが、事件は家庭内のいさかいに端を発していたとされている。また容疑者は近隣住民とトラブルになることもあった。(c)AFP