まれな自然妊娠で生まれた五つ子、全員が死亡 ケニア
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【11月15日 AFP】ケニア西部で12日、極めてまれな自然妊娠で五つ子を身ごもった女性が出産したが、赤ちゃん全員が死亡した。女性が搬送された病院が明らかにした。
自身が五つ子を妊娠していることを知らなかったジャシンタ・アキニ(Jacintah Akinyi)さん(30)は12日、自宅で産気づいたが出産した子ども2人が死亡。その後、病院に搬送された。
フローレンス・オゲロ(Florence Ogero)看護師長によると、3人目は低体重児で血小板不足が原因の疾患もあり、12日夜に死亡した。
「残り2人は生まれながらの合併症と、重い肺炎を患っていて死亡した」
「早産だった。母親は産婦人科で診察を受けていなかった」
アキニさんにはすでに4人の子どもがおり、5人目の子どもは妊娠初期に死亡していた。専門家らによると、ホルモン療法を行わずに女性が五つ子を妊娠する確率は6000万人に1人ほどだという。(c)AFP