イエメン政府拠点で車爆弾攻撃、10人死亡 ISが犯行声明
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【11月15日 AFP】イエメン政府が拠点を置く同国南部アデン(Aden)にある治安関連施設で14日、自動車を使った自爆攻撃があり、地元治安当局によると民間人2人、治安部隊員8人の計10人が死亡した。イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。
攻撃を受けたのは、アラブ首長国連邦(UAE)の訓練を受け国有施設の警備を担当する治安部隊の本部庁舎。AFPの取材に応じた複数の目撃者は、大きな爆発音がし、その後銃声が聞こえたと証言した。
攻撃により、付近にあるザイド・ビン・スルタン(Zayed bin Sultan)モスク(イスラム礼拝所)も破損した。ISはメッセージアプリ「テレグラム(Telegram)」で出した犯行声明で、自爆犯はイエメン人だったと主張した。
アラブ首長国連邦はイエメン南部で治安部隊の訓練にあたっており、サウジアラビアが主導する連合軍の主要参加国となっている。(c)AFP