「パリは忘れていない」─仏同時襲撃事件から2年 大統領らが追悼
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【11月13日 AFP】フランスの首都パリでイスラム過激派が同時襲撃を行い、合わせて130人が死亡、数百人が負傷した同国史上最悪の事件から、13日で2年を迎えた。
パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長はツイッター(Twitter)に、「あれから2年、パリは忘れていない」と投稿。ラテン語で「たゆたえども沈まず」を意味する同市の標語「#Fluctuat Nec Mergitur」というハッシュタグを添えた。この言葉は事件後、不屈の精神を示すスローガンともなっている。
2015年11月13日には、国立競技場の他、バーやレストラン、コンサートホール「バタクラン(Bataclan)」も標的となった。エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領はこの日、銃撃や自爆攻撃に見舞われた6か所の現場で花輪を手向けた。
バタクランでは、米ロックバンド「イーグルス・オブ・デス・メタル(Eagles of Death Metal)」の公演中に銃撃が発生し、90人が犠牲になった。黙とうをささげた遺族らは、合同追悼行事にも参加する予定となっている。(c)AFP