【11月13日 AFP】香港の米国総領事館で13日、封筒の中から白い粉が見つかり、館内への立ち入りが一時制限され防護服を着た警官が捜査に当たるなど周囲は物々しい雰囲気に包まれた。ビザ申請の予約はキャンセルとなり、来館者らは付近を離れるよう指示された。

 封鎖された領事館の入り口付近では、ガスマスクを着用した警官の姿や爆発物処理班のトラックが停車している様子も見られた。

 領事館はその後、見つかった粉は有害物質ではなかったと発表。「領事館内できょう、白い粉の入った封筒が開封された」が「事件は解決した。ただし本日のビザ申請はこのまま中止する」と語った。

 領事館の報道官は「いつもと同様、われわれの最優先事項は職員と来館者の安全だ」と述べた。(c)AFP