州政府幹部の釈放求め75万人が抗議デモ カタルーニャ
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【11月12日 AFP】スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州で11日、同州独立を推進した容疑で拘束された州当局者らの釈放を求める抗議デモが行われ、警察発表によれば約75万人が参加した。
デモは州都バルセロナでグリニッジ標準時午後4時(日本時間12日午前1時)に始まった。
参加者らは州議会脇の道路に集結し、カタルーニャ独立旗を振りながら「自由を!」と声を上げた。また「民主主義のSOS」と書かれた横断幕を掲げる人々や、ヘルメットを被って同地方の伝統的な「人間の塔」の上に乗る子どもたち、拘束された同州政府元幹部らの似顔絵を描いたプラカードを持つ人々の姿も見られた。
州警察によれば、この日のデモには約75万人が参加し、道路沿いの15ブロック以上を埋め尽くした。
同州独立をめぐっては、中央政府に先月解任されたカタルーニャ自治州政府幹部数十人のうち、元閣僚8人が反乱、扇動、公金不正流用の罪に問われ勾留されている。また10日には、同様の罪に問われ勾留されていた前州議会議長を含む6人が保釈を認められた。(c)AFP/Alfons Luna and Anne-Laure Mondesert