ルブレフとチョンが決勝進出、NextGenファイナル
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【11月11日 AFP】男子テニス、ネクストジェネレーション・ATPファイナル(Next Gen ATP Finals)は10日、イタリア・ミラノ(Milan)で準決勝が行われ、大会第1シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)が4-1、4-3(8-6)、4-1で第4シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)を一蹴し、決勝進出を決めた。
今年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)で8強入りを果たしている世界37位のルブレフは、ウイナーを17本決めてアンフォーストエラーを8本にとどめるなど、わずか1時間で試合に決着をつけると、ATPワールドツアー(ATP World Tour)のウェブサイトで、「きょうは今週最高のプレーができた。とてもうれしい」とコメントした。
一方、怒りを募らせてコートサイドで2本のラケットを破壊するという場面があったチョリッチは、ウイナーを12本決めながらも14本の凡ミスを犯し、「きょうは相手が良すぎた。コートでは相手が上回っていた」と認めた。
20歳のルブレフが決勝で戦う相手は第6シードのチョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)に決まった。チョンはもう一つの準決勝で、第7シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)に4-1、4-1、3-4(4-7)、1-4、4-0で勝利している。
ストレート勝ちを収めたルブレフ戦を含め、グループを3戦全勝で突破したチョンは試合後、「落ち着きを保とうと努力した。とにかく冷静になることを心掛けていたよ。相手のプレーが良かったから、第1セットと第2セットと同じように戦う必要があった」とコメントした。
今年8月に行われたATPツアーのウィンストンセーラム・オープン(Winston-Salem Open 2017)でもルブレフに勝利しているチョンは、11日に行われる決勝に向けて、「もう真夜中だから、しっかり休んで体力を回復させなくては。お互いに戦い方は分かっているから、あとはただ睡眠をとるだけだ」と語った。(c)AFP