【11月11日 AFP】米人気ドラマ「ゴシップガール(Gossip Girl)」への出演で知られる英俳優エド・ウェストウィック(Ed Westwick)氏(30)に性的暴行疑惑が浮上したことを受け、英BBC放送は10日、同氏が出演するアガサ・クリスティー(Agatha Christie)原作のドラマの放送を中止すると発表した。

 広報担当者は、BBCがウェストウィック氏の疑惑について「判断を下したわけではない」とした上で、事態が終息するまでの措置として、クリスマスに予定していたクリスティーの小説「Ordeal by Innocence(邦題:無実はさいなむ)」原作のドラマ放送を見送ると説明した。

 ウェストウィック氏については、今月6日に女優クリスティーナ・コーエン(Kristina Cohen)さんがフェイスブック(Facebook)の投稿でレイプ被害を公表。さらに8日には、同じく女優のオーレリー・ウィン(Aurelie Wynn)さんが、2014年にウェストウィック氏にレイプされたと明らかにした。

 米ロサンゼルス警察は7日、ウェストウィック氏に対する性的暴行疑惑を捜査中だと公表した。一方のウェストウィック氏本人は自身の無実を強調しており、潔白を証明するために当局と協力していると述べている。(c)AFP