モデルが花の衣装で「花妖精」の座を争う 中国・昆明
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【11月17日 CNS】「アジアの花都」と呼ばれる中国・昆明(Kunming)で、「中国・昆明世界の花のモデルコンテスト」が行われ、中国、タイ、ブラジルなど7か国、約100人のモデルが参加した。
一般的なモデルコンテストとは違い、出場するモデルたちは、花をコンセプトにした衣装を着ることが条件。評価の対象は「造形」と「デザインアイデア」。美しさとアイデアを兼ね備えなければならない。
中国の王天存(Wang Tiancun)さんは頭上にランの花冠をかぶり、芭蕉葉のロングスカート、20キロの花のマントを身にまとって登場し、観光客の撮影の的となった。
王さんの衣装は、100輪以上の花で10日間かかって制作したという。多品種ランなどを含む花の材料は、すべて雲南省(Yunnan)斗南鎮(Dounan)の現地で採れた花だ。王さんにとっては、初めて参加するコンテスト。「このコンテストは花と人の融合をより重視しています。観客の方に、自然美とファッション美を合わせて楽しんでもらいたいです」と熱く語った。
ファッションデザイナーの郭鴻(Guo Hong)氏は、「斗南鎮は中国だけでなくアジア最大の花取引市場として、花の材料が豊富。この花モデルコンテストの開催によって、もっと斗南の花をアピールし、地元の素材を用いた創作と、斗南産の花き産業の発展を後押ししたい」と語った。
コンテストは昆明市呈貢区(Chenggong)政府が主催し、昆明斗南国際花卉(き)産業園区管理委員会が実行している。(c)CNS/JCM/AFPBB News