NZの「ファーストキャット」交通事故死、首相も悲しみを表明
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【11月8日 AFP】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)新首相(37)は8日、自身が飼っていた雌猫のパドルズが同国オークランドで車にひかれて死んだことを受け、悲しみを表明した。
首相府は、アーダーン首相から「PM(「Prime Minister、首相」ではなく「Prime Moggy、首相の猫」の意だという)」と呼ばれていた「ファーストキャット」のパドルズが7日に交通事故で死んだことを認めた。
アーダーン首相はフェイスブック(Facebook)に「ペットを亡くしたことのある人なら誰でも、私たちがどれほど悲しんでいるか分かってくれるでしょう」と投稿するとともに、動物保護を行っている慈善団体への寄付を呼び掛けている。
先月、アーダーン氏の首相就任が決まってからパドルズのツイッター(Twitter)アカウントが開設され、1万1000人以上のフォロワーを獲得するなど人気を集めていた。米誌「ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)」は、ITに精通しているこの猫が同氏に対して「米国民が自国にもこんな大統領が欲しかったと思うような、クールで格好いい世界的指導者としての立場を確立する手助けをしている」と評していた。
ツイッターユーザーはこの知らせに悲しみを表し、国葬を呼び掛けたり、仕事を休まなければならないほどショックだと述べたりしている人々もいる。(c)AFP