ルーブル美術館初の海外別館、アブダビに開館
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【11月8日 AFP】フランス・パリのルーブル美術館(Louvre Museum)初の海外別館となる「ルーブル・アブダビ(Louvre Abu Dhabi)」美術館が11日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに開館する。
「ルーブル・アブダビ」はアラビア風の幾何学模様で装飾されたドームに覆われ、外からは水面に浮かんでいるように見える。
同美術館では、アンリ・マティス(Henri Matisse)やモンドリアン(Mondrian)、ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)、抽象表現主義で知られるジャクソン・ポロック(Jackson Pollock)やマーク・ロスコ(Mark Rothko)らの絵画や芸術作品などが展示される。
事務局によると、目玉はレオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の「ミラノの貴婦人の肖像(La Belle Ferronniere)」。無名の女性の肖像画で、パリのルーブル美術館から貸し出されたものだ。
アブダビ文化観光局(Abu Dhabi Culture and Tourism Authority)のムハンマド・ムバラク(Mohammed al-Mubarak)局長によれば、初日の来館者は約5000人の見込み。(c)AFP