【11月5日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは4日、第11節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はモハメド・サラー(Mohamed Salah)が2得点の活躍をみせるなど、ウェストハム(West Ham)に4-1で快勝。敵地で勝利を収めたユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は試合後、選手をたたえた。

 リバプールは前半にサラーとジョエル・マティプ(Joel Matip)のゴールで2点を先行すると、後半にウェストハムのマヌエル・ランシーニ(Manuel Lanzini)に1点を返されたが、直後にアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)が追加点を挙げ、さらにはサラーの今季公式戦12得点目で突き放した。

 クロップ監督は「結果は気持ちが良い。この試合ではやり方を変えた。カウンター向きの選手を並べて、深い位置からスピードを生かそうとした。先制点は素晴らしい形だった」とコメントした。

「カウンターはほぼ完璧で、見事な内容だった。ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)は一週間で3試合目だったが、その中であれほど高い強度でプレーできる選手は記憶にない。このやり方を始めてまだ数日だが、良い一週間になった」

「ここで中断期間に入るのはありがたい。われわれは前日にキャプテンが離脱し、ジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)もスパイクを持ってきていなかった。出場の可能性はないと思っていたけれど、アムステルダム(Amsterdam)に近いから連れてきただけだったんだ。すぐに医師の元へ飛べるようにとね」

 この勝利でリバプールが6位を維持した一方で、ウェストハムは降格圏までわずか勝ち点1差の位置にとどまっており、スラベン・ビリッチ(Slaven Bilic)監督にかかる重圧はさらに強まった。(c)AFP