【11月1日 AFP】ダカールラリー(Dakar Rally)に参戦しているプジョー(Peugeot)は10月31日、来年行われる次回大会を最後に、同ラリーから撤退すると発表した。

 2015年からダカールに復帰したプジョーは前回、ステファン・ペテランセル(Stephane Peterhansel、フランス)がチームメートのセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)を抑えて総合2連覇を飾っただけでなく、3位にはシリル・デプレ(Cyril Despres、フランス)が入り、表彰台を独占した。

 プジョーのスポーツディレクターを務めるブルーノ・ファミン(Bruno Famin)氏は、「これが私たちにとって最後のダカールになるので、最高の形で終えたいと思っている」と話した。

 プジョーは、世界ラリー選手権(WRC)で9連覇を果たした実績を持つローブとペテランセルを筆頭に、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)の父で55歳のカルロス・サインツ(Carlos Sainz)の布陣でダカールラリーに臨む。

 40回目を迎える来年のダカールラリーは、来年1月6日にペルーの首都リマでスタートし、2週間かけてアルゼンチンのコルドバ(Cordoba)でフィニッシュする。(c)AFP