【11月1日 AFP】米ニューヨークで10月31日にピックアップトラックが自転車利用者や歩行者に突っ込んだ事件で、死者8人のうち5人はアルゼンチン人だったことが分かった。このほかにベルギー人女性1人が犠牲になったことも判明している。

 アルゼンチン外務省によると5人はロサリオ(Rosario)の出身で、学校の同窓会のためにニューヨークを訪れていたという。

 ロウアーマンハッタン(Lower Manhattan)で起きたこの事件では、重傷者も11人出ている。

 警察関係者は、襲撃犯をサイフロ・サイポフ(Sayfullo Saipov)容疑者(29)と特定したと明らかにした。ミズーリ(Missouri)州で昨年、交通違反で逮捕されていたという。

 報道によると、サイポフ容疑者はウズベキスタン出身でフロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)在住。最近は、事件に使ったトラックを借りたニュージャージー(New Jersey)州にも滞在歴があるという。(c)AFP