宇野が300点超えで圧勝、スケート・カナダ制す
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【10月29日 AFP】17-18フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケート・カナダ(Skate Canada International 2017)は28日、レジャイナ(Regina)で男子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)を終え首位に立った宇野昌磨(Shoma Uno)が197.48点を記録し、合計301.10点で優勝を飾った。
2位には合計261.14点でジェイソン・ブラウン(Jason Brown、米国)が、3位には合計250.06点でアレクサンドル・サマリン(Alexander Samarin、ロシア)が入った。
演技冒頭に見事な4回転ジャンプを決め、その後4回転トーループを含めたコンビネーションジャンプも成功させた宇野は、得意のフリップなど2本の4回転ジャンプで着氷ミスがあったが、2位のブラウンに約40点差をつけた。
宇野は、これまで逃していた3回のコンビネーションジャンプの実現に挑戦していた。
「今週は目標を達成できたので、満足しています。フランスのGPにつなげられるようにしたいです」と、宇野はコメントしている。
SPで2位につけたパトリック・チャン(Patrick Chan、カナダ) は、記憶にある中でも最悪のパフォーマンスでFS7位に沈み、合計245.70点で4位となった。苦しんだチャンは最初の4回転ジャンプで転倒すると、4本の3回転ジャンプと2本目の4回転ジャンプが2回転になった。
無良崇人(Takahito Mura)は合計186.66点で12位だった。(c)AFP