インドネシア首都郊外の花火工場で火災、46人死亡
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【10月26日 AFP】(写真追加、更新)インドネシアの首都ジャカルタ(Jakarta)郊外の花火工場で26日、火災が発生し、少なくとも46人が死亡、数十人が負傷した。警察当局が明らかにした。火災による爆発も複数回発生し、工場からは黒煙が立ち上った。
AFPの取材に応じた地元警察幹部は、「現在も犠牲者の収容が続いている。遺体袋は46個ある」と述べた。
火災は午前9時ごろ、ジャカルタ近郊のタングラン(Tangerang)にある工業団地で発生。火災は夕方近くに沈静化した。
工場内部は焼き尽くされ、建物の一部も崩壊。報道によると、現場に居合わせた人々は大きな爆発音を2度聞いたという。
地元ニューステレビ局メトロTV(Metro TV)の取材に応じた消防士は、「死亡した人々の身元は全く判別できない、完全に焼けてしまっている」と語った。
地元当局者は、工場は年に1か月半ほどしか稼働していなかったとし、死亡者全員が工場の従業員だったと明かした。(c)AFP