【10月24日 AFP】中米ニカラグアは23日、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定（Paris Agreement）」に署名した。これにより、パリ協定の不参加国は米国とシリアの2か国のみとなった。

　ニカラグアはこれまで、パリ協定の内容では地球温暖化対策としては不十分だとして署名を拒否していた。だがダニエル・オルテガ（Daniel Ortega）大統領は先週、同協定に署名すると表明。一方でその時期は明らかにしていなかった。

　ドナルド・トランプ（Donald Trump）米大統領は今年6月、自国に経済上の不利益をもたらすとして、195か国が署名している同協定からの離脱を表明。3年間の脱退手続きの開始を発表した。(c)AFP