【10月18日 AFP】米経済誌フォーブス(Forbes)が17日発表した2017年の米長者番付によると、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の推定資産総額は前年から6億ドル(約670億円)減少し、31億ドル(約3500億円)となった。

 マイクロソフト(Microsoft)の共同創業者、ビル・ゲイツ氏は保有資産を890億ドル(約10兆円)に増やし、24年連続の1位。2位にはアマゾン・ドットコム(Amazon.com)創業者で最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が815億ドル(約9兆1000億円)で続いた。

 トランプ氏は248位で、写真・動画共有サービス「スナップチャット(Snapchat)」を運営する米スナップ(Snap)の共同創業者でCEOのエバン・スピーゲル(Evan Spiegel)氏(27)と同順位だった。スピーゲル氏は番付の最年少となっている。

 フォーブス誌は、トランプ氏の推定資産総額が減少した原因として、ニューヨーク(New York)の商業不動産市場が下落傾向にあったことや、同氏の資産に関する新たな情報があったことを挙げている。トランプ氏は大統領選で勝利を収めた2016年には同番付の156位につけていた。(c)AFP