レッドソックスがファレル監督を解任、アストロズとの地区シリーズで敗退
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【10月12日 AFP】米大リーグ(MLB)のボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)は11日、ジョン・ファレル(John Farrell)監督を解任した。レッドソックスは9日にプレーオフのリーグ優勝決定戦進出を逃したばかりだった。
レッドソックスを率いた5シーズンで通算432勝378負の成績を収め、2013年にはワールドシリーズ制覇を成し遂げたファレル監督は、2018年まで契約を残していた。
しかし、レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー(Dave Dombrowski)編成本部長は、プレーオフのア・リーグ地区シリーズでヒューストン・アストロズ(Houston Astros)に1勝3敗で敗退したことを受け、チームは新たなリーダーシップを求めたと解任理由を明かしている。
「組織改良のために変革をする最適なタイミングだと考えた。物事を動かすために様々なことを考慮している。シーズン中は年がら年中観察している。それに基づいて決断する」
「自分としてはこの時点で何かを変えるのがベターだと考えた。だから変化によって前に進むことに決めた」
55歳のファレル監督は、がんの治療のため2015シーズン終盤の6週間ベンチに入ることができなかった。
レッドソックスが出した声明でファレル監督は、「いい時も悪い時もこの仕事のすべての瞬間を楽しんできた。人生において毎日これほどの情熱が生まれる身分はほとんどないと言っていい」とコメントしている。
今季レッドソックスは、93勝69敗で9度目のア・リーグ東地区優勝を果たした。ファレル監督の下でレッドソックスは、2013年と2016年にも地区優勝を果たしている。(c)AFP