サッカー豪代表指揮官、大陸間PO限りで退任か 現地報道
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【10月11日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)の予選で大陸間プレーオフに進出したオーストラリアのアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)監督が、本大会出場の可否にかかわらず電撃辞任を考えていると、10日の現地紙が報じた。
代表がシリアとのアジア・プレーオフを制したその日、ライバル企業のNews Ltdとフェアファックス・メディア(Fairfax Media)系列の新聞が、どちらも匿名筋からの情報として、ポステコグルー監督がW杯前に退任すると報じた。
監督本人もその後、オーストラリアサッカー連盟(FFA)を通じて声明を発表したが「私が来月でサッカールーズ(豪代表の愛称)の監督を降りるという報道については認識しているが、予選最後の2試合に備えることだけに集中している。4大会連続のW杯出場に向けて、何一つ妥協はしないつもりだ」とだけ話し、退任は肯定も否定もしなかった。
一方でFFAの最高責任者を務めるデビット・ギャロップ(David Gallop)氏は、大陸間プレーオフ後に「体制を固める」必要があると話し、監督交代の可能性を示唆すると同時に、報道後にこの件を監督と話し合ったことも明かした。
ギャロップ氏も「アンジェと選手たちが仕事を完遂してくれることに100パーセントの自信を持っている」と大陸間プレーオフに集中する姿勢を示したうえで「その後、突破が決まれば、本大会まではしばらく時間があるから、早く体制を固めて準備期間をできる限り長くしなければならないということを監督と確認し合った」とつけ加えた。