アルゼンチンがW杯懸けた大一番、U2もコンサート開始遅らせる
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【10月11日 AFP】サッカーアルゼンチン代表が10日、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)出場を懸けた大一番に臨むことを受け、アイルランドの人気ロックバンド「U2」はブエノスアイレス(Buenos Aires)で同日予定していたコンサートの開始時間を遅らせた。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開催される「ヨシュア・トゥリー・ツアー(Joshua Tree Tour)」の主催者は、ショーの開始時間を約2時間遅らせることで合意したと発表。これによりアルゼンチンのファンは、コンサート会場となる首都郊外のスタジアム、ラプラタ(La Plata)に設置されたスクリーンで試合を観戦することができる。
プロデューサーを務めるダニエル・グリンバンク(Daniel Grinbank)氏は、国内紙ラ・ナシオン(La Nacion)に対し「もしアルゼンチンが勝ったら、一体どんなショーになるか想像できますか?仮に負けたとしても、少なくとも私たちは素晴らしいショーで悔しさを取り除くことができる。どちらに転んでも失敗することはない」と語った。
世界最高の選手とも評されるリオネル・メッシ(Lionel Messi)を擁するサッカー大国アルゼンチンは、同日に敵地キト(Quito)で行われるエクアドル戦に勝利することが本大会出場の絶対条件となっており、国内は落ち着かない状況となっている。(c)AFP