ナショナルズ、零封勝利で王者カブスとの戦績を再びタイに戻す
このニュースをシェア
【10月12日 AFP】17MLBは11日、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)が行われ、ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)は8回表にマイケル・テイラー(Michael Taylor)が満塁本塁打を放つなどして5-0でシカゴ・カブス(Chicago Cubs)に勝利し、リーグ優勝決定シリーズ進出に望みをつなげた。
ナショナルズは昨季のワールドシリーズ王者カブスとの通算成績を2勝2敗として、シリーズを本拠地ワシントン(Washington D.C.)で12日に行われる最終戦に持ち込んだ。勝者は14日に開幕するロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)とのリーグ優勝決定シリーズに進出する。
テイラーのポストシーズン初の本塁打は、ナショナルズの球団史上初となるプレーオフでの満塁弾となった。
豪雨により1日延期となっていたこの試合は小雨の中で行われたが、選手たちはこれに悩まされた。
ナショナルズのトレイ・ターナー(Trea Turner)は、3回に左翼への二塁打で出塁すると暴投で三塁に進み、ライアン・ジマーマン(Ryan Zimmerman)の打球をカブスのアディソン・ラッセル(Addison Russell)がエラーする間に先制の本塁を踏んだ。
さらに8回、ナショナルズは安打や四球ですべての塁を埋めると、テイラーが右中間スタンドにホームランをたたき込み、5-0と大きくリードを広げた。
ナショナルズ先発のスティーブン・ストラスバーグ(Stephen Strasburg)は、7回を投げて3安打2四球無失点、12奪三振でキャリア初となるプレーオフでの白星を手にした。(c)AFP